ヴェリタス (小惑星)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴェリタス (小惑星)の意味・解説 

ヴェリタス (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 06:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ヴェリタス
490 Veritas
仮符号・別名 1902 JP
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
(ヴェリタス族)
発見
発見日 1902年9月3日
発見者 マックス・ヴォルフ
軌道要素と性質
元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5)
軌道長半径 (a) 3.168 AU
近日点距離 (q) 2.854 AU
遠日点距離 (Q) 3.482 AU
離心率 (e) 0.0990
公転周期 (P) 5.64 年
軌道傾斜角 (i) 9.27
近日点引数 (ω) 196.63 度
昇交点黄経 (Ω) 178.50 度
平均近点角 (M) 190.34 度
物理的性質
直径 115.55 km
自転周期 7.93 時間
スペクトル分類 C / Ch
絶対等級 (H) 8.32
アルベド(反射能) 0.0622
色指数 (B-V) 0.750
色指数 (U-B) 0.390
Template (ノート 解説) ■Project

ヴェリタス (490 Veritas) は小惑星帯の小惑星である。ハイデルベルク天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。ヴェリタスはラテン語で真理を意味する。

ヴェリタスの直径は115kmあり、ヴェリタス族の小惑星の中では直径125kmの (92) ウンディナに次いで大きい。

ヴェリタス族

ヴェリタス族は小惑星族の一つで、300個強の小惑星からなる。約800万年前に直径150km以上の小惑星に別の小惑星が衝突して出来た破片である。

コロラド州ボルダーにあるサウスウェスト研究所のデヴィッド・ネスヴォルニーがヴェリタス族の天体の軌道からさかのぼって衝突の時期を求め、カリフォルニア工科大学のケネス・フェアリーらが同時期の海底の地層に通常の4倍の宇宙塵が堆積していた証拠を発見した。小惑星同士の衝突の証拠が見つかったのはこれが最初である。 宇宙塵は150万年にわたって地球に降り注いだと見られている。

関連項目

外部リンク


前の小惑星:
コマチーナ (小惑星)
小惑星
ヴェリタス (小惑星)
次の小惑星:
カリーナ (小惑星)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴェリタス (小惑星)」の関連用語

ヴェリタス (小惑星)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴェリタス (小惑星)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴェリタス (小惑星) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS