ヴィトー・コルレオーネのモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 04:46 UTC 版)
「ゴッドファーザー」の記事における「ヴィトー・コルレオーネのモデル」の解説
ニューヨークの著名なマフィアボスの複合と言われている。ジョゼフ・ボナンノ(バナナ戦争や息子の跡継ぎ)、ジョゼフ・プロファチ(オリーブオイル貿易商)、ヴィト・ジェノヴェーゼ(同左)、カルロ・ガンビーノ(カリスマ長老)、フランク・コステロ(カリスマ性・政界人脈)、ラッキー・ルチアーノ(カリスマ性)などである(ジェノヴェーゼとコステロは非シチリア人)。なお、実在ボスの特徴はヴィトーだけではなく、マイケル・コルレオーネやライバルギャングなど、他のキャラクターにも投影されている。 コッポラ監督は1975年に受けた雑誌プレイボーイのインタヴューではヴィト・ジェノヴェーゼとプロファチから作ったと述べている。 映画でのマーロン・ブランドの話し方は、上院議会キーフォーヴァー委員会で証言し、その肉声が全米中継されたフランク・コステロを真似たと言われている。 またコステロは麻薬反対派の数少ないボスでもあった。 貫禄を出そうと、両方のほほに、彼自身がティッシュペーパーを詰め込んだエピソードも有名。
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