ワードを任意サイズのバイトで分けて指定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 05:50 UTC 版)
「アドレッシングモード」の記事における「ワードを任意サイズのバイトで分けて指定」の解説
PDP-10は36ビットのワード長で、1ビットから36ビットまでの任意サイズのバイト単位でメモリを指定する特殊なアドレッシングモードを持つ。18ビットのワードアドレス、ワード内のビット位置、バイトのサイズを指定する1ワードの記述子を使用する。 この記述子を使ってバイト単位でロード・ストアする命令が存在し、記述子が次のバイトを指すようインクリメントする(バイトはワード境界をまたがない)。DECのソフトウェアでは1バイトを7ビット(ASCII)とし、1ワードを5バイトと未使用の1ビットにする記述子を使うことが多かった。C言語では、int 型が char 型の整数倍であるという前提で malloc 関数が成り立っていたため、1バイトを9ビットとし、1ワードを4バイトちょうどにする必要があった。実際何倍なのかはコンパイル時の演算子であるsizeofで決まる。
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