ローレライ (通報艦)とは? わかりやすく解説

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ローレライ (通報艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 20:46 UTC 版)


写真はドイツ海軍「ローレライ」。
艦歴
発注 王立海軍ダンツィヒ造船所
起工 1858年2月
進水 1859年5月20日
就役 同年9月28日
退役
その後
除籍 1896年10月除籍後解体処分。
性能諸元(竣工時)
排水量 常備:430トン
満載:470トン
全長 47.08m
水線長 43.34m
全幅 6.6m
吃水 3.2m
機関 型式不明石炭専焼円缶1基
+単動2気筒レシプロ機関1基1軸推進
最大出力 350hp
最大速力 10.5ノット(機関航行時)
航続距離 -ノット/-海里(石炭:-トン)
乗員 65名
兵装 竣工時:12cm単装砲2基
1873年:12.5cm(23口径)単装砲1基
8cm(23口径)単装砲2基

ローレライ(Aviso SMS Loreley) はドイツ帝国海軍外輪船型の通報艦で同型艦はない。

艦形と武装

1864年のデンマークとの海戦を描いた絵画。左側の外輪船が本艦
(画)アレクサンダー・キルヒャー

本艦の基本形状は平甲板型船体に2本の帆走用マストを持ち、1番・2番マストの間に1本煙突を持っていた。船体中央部にフルカン社製ボイラー1基と単膨脹型2気筒レシプロ機関による1軸推進で片舷に直径5.36m・24枚のパドルを持つ外輪を駆動した。本艦の機関は竣工時には350馬力を発し、速力10.5ノットが可能であった。

1870年から1873年にかけて近代化改装が行われ、船体サイズは全長46.6mへと変更された物の、機関の換装は行われず速力は9.1ノットに低下した。帆走用の帆は竣工時は310平方フィートであったが、改装後は200平方フィートに減少した。

武装は就役時は12cm単装砲2基であったが、前述の改装後は12.5cm(23口径)単装砲1基と8cm(23口径)単装砲2基に更新された。

関連項目

外部リンク

  • SMS Loreley「ローレライ」の写真がある。



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