ロバート・W・チェンバース『黄の印』
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「ハスター」の記事における「ロバート・W・チェンバース『黄の印』」の解説
ロバート・W・チェンバースの著作においては、1895年に発表された短編集『黄衣の王(原題:The King in Yellow)』にハスターの名前が登場する。いくつかの短編にハスターの名前が登場しているが、その名称が具体的に何を指すかは不明である。アルデバランやヒアデスと並べて記されており、星あるいは都市の名前とする解釈がある。また、短編『イスの令嬢(原題:The Demoiselle D'Ys)』には人間の鷹匠としてハスターの名前が登場している。 『黄衣の王』では、ビアスの作品からハスター以外にもいくつかの単語が取り入れられている。ビアスの『カルコサの住民(原題:An Inhabitant of Carcosa)』から取られた「カルコサ」「ハリ」といった単語が『黄衣の王』ではハスターと関連付けられている。 「黄の印」は、作中では縞瑪瑙のメダルとされている。『クトゥルフ神話TRPG』では「黄の印」が歪んだ三つ巴のような図案でデザインされている。
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