ロックの幻想とは? わかりやすく解説

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ロックの幻想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 05:59 UTC 版)

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ロックの幻想
ルー・リードスタジオ・アルバム
リリース
録音 ロンドン、モーガン・スタジオ(1971年12月 - 1972年1月)
ジャンル ロック
時間
レーベル RCAレコード
プロデュース リチャード・ロビンソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 189位(アメリカ[1]
  • ルー・リード アルバム 年表
    ロックの幻想
    (1972年)
    トランスフォーマー
    (1972年)
    テンプレートを表示

    ロックの幻想』(原題: Lou Reed)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーであるルー・リードが、1972年に発表した初のソロ・アルバム。

    解説

    1970年8月にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したリードは、音楽業界を引退してタイピストとして働き、1971年には詩やエッセイも発表していた[2]。しかし、1971年末には、復活作となる本作のレコーディングに入る。

    収録曲の大半は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代に録音されていた未発表曲を改作したもので、本作で初めて録音されたのは「ゴーイング・ダウン」「ベルリン」「ワイルド・チャイルド」の3曲のみである[2]。残り7曲のヴェルヴェット・アンダーグラウンドによるヴァージョンは、『VU』(1985年)、『Another View』(1986年)、『Peel Slowly and See』(1995年)といったコンピレーション・アルバムや、アルバム『ローデッド』(1970年)のデラックス・エディション盤『Fully Loaded』(1997年)で順次発表されていった。

    レコーディングはロンドンで行われ、当時イエスのメンバーだったスティーヴ・ハウリック・ウェイクマンも参加している。

    「ベルリン」は、リードが1973年に発表したサード・アルバム『ベルリン』にも別ヴァージョンが収録された。

    収録曲

    特記なき楽曲はルー・リード作詞・作曲。

    Side 1
    1. アイ・キャント・スタンド・イット - I Can't Stand It - 2:33
    2. ゴーイング・ダウン - Going Down - 2:52
    3. ウォーク・アンド・トーク・イット - Walk and Talk It - 3:37
    4. リサ・セッズ - Lisa Says - 5:32
    5. ベルリン - Berlin - 5:12
    Side 2
    1. アイ・ラヴ・ユー - I Love You - 2:16
    2. ワイルド・チャイルド - Wild Child - 4:39
    3. ラヴ・メイクス・ユー・フィール - Love Makes You Feel - 3:09
    4. ライド・イントゥ・ザ・サン - Ride into the Sun (Lou Reed, John Cale, Sterling Morrison, Maureen Tucker) - 3:14
    5. オーシャン - Ocean - 5:03

    参加ミュージシャン

    脚注

    1. ^ Lou Reed - Lou Reed : Awards - AllMusic
    2. ^ a b 2006年再発CD(BVCP 20018)ライナーノーツ(デヴィッド・フリック、翻訳:野村伸明)



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