ロサンゼルスでの制作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 10:20 UTC 版)
「メイン・ストリートのならず者」の記事における「ロサンゼルスでの制作」の解説
12月、グループはロサンゼルスのサンセット・サウンド・レコーダーズに移り、更なるオーバー・ダビング作業を行った。ここでの作業はジャガーの主導で行われ、主にジャガーのボーカル録りや、スチールギター奏者のアル・パーキンスやアップライトベース奏者のビル・プラマーによるオーバーダブが行われた。一発録りが主だったネルコートとは対照的に、ロサンゼルスでは緻密な作業が行われ、1972年1月の下旬を以って完成した。ミラーによれば、この一連のセッションで2枚組アルバムが2つ出せるほどの素材がたまったという。 尚、本作に収録された曲のうち、「ラヴィング・カップ」と「オール・ダウン・ザ・ライン」は1969年にはすでに存在し、同年のうちにレコーディングされている。「ラヴィング・カップ」の方は、同年7月のハイドパーク・フリーコンサートで「Gimmie A Little Drink」のタイトルで披露もされている。2曲とも上記のセッションでは新たなアレンジを施した上で再録音されたものが採用されている。この2曲の元のバージョンや、収録を見送られた曲の一部は、後述する2010年版のボーナスディスクで日の目を見た。
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