レイク・プロピデンス遠征
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 10:12 UTC 版)
「ビックスバーグ方面作戦」の記事における「レイク・プロピデンス遠征」の解説
グラントはジェイムズ・マクファーソン准将に、ビックスバーグ市の北西に、ミシシッピ川からレイク・プロピデンスまで数百ヤードの運河を建設するよう命じた。これができると、バクスターやメイヨーのバイユーおよびテンサスやブラックの川を通じてレッド川までの経路ができるはずだった。レッド川まで届けば、グラント軍はポートハドソンのバンクス軍と合流できた。マクファーソンは3月18日に航行できる水路ができたと報告したが、バイユーを航行するためにグラントに送られていた「通常のオハイオ川のボート」で8,500名の兵士を運ぶことができただけであり、あまりに少なくてポートハドソンの情勢を変えられなかった。歴史家のエド・ベアスは、グラントがそれが機能すると期待したことはなく、ヤズーパス遠征と最終的な作戦であるミリケンズ・ベンドから南に陸路を移動する事のために工事を放棄したことから、この出来事を「レイク・プロピデンスの無駄骨」と呼んだ。
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