ルテリブル (原子力潜水艦2代)とは? わかりやすく解説

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ル・テリブル (原子力潜水艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/28 14:12 UTC 版)

基本情報
建造所 DCNSシェルブール工廠
運用者 フランス海軍
艦種 原子力潜水艦
級名 ル・トリオンファン級原子力潜水艦
艦歴
起工 2000年10月24日
進水 2008年3月21日
就役 2010年9月20日
要目
排水量 水上:12,640t[1]
水中:14,335t[1]
全長 138m[1]
最大幅 17m(船体幅12.5m)[2][3]
吃水 12.5m[1]
機関 K15型加圧水型原子炉×1基[2]/原子力ターボ・エレクトリック方式[1]
ポンプジェット 1軸
(予備)発電用 SEMT ピルスティク 8 PA4 V200SMディーゼルエンジン(700kW)2基[2]
出力 41,500馬力[1]
速力 水中:25ノット[1]
潜航深度 500m[1]
乗員 111人[1]
兵装 533mm魚雷発射管4門[1]
(F17 mod2魚雷、エグゾセSM39 SSM[2]
M51.1M51.2 SLBM16基[3][4]
C4ISTAR SYCOBS 戦闘指揮システム[2]
レーダー 古野電機製航海レーダー[2]
ソナー DSUV 61B 曳航式超低周波ソナー[2]
DMUX 80 艦首多機能ソナー[2]
DUUG 7 ソナー[2]
電子戦
対抗手段
ARUR-13 電波探知機[2]
その他 潜望鏡[2]
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ル・テリブルフランス語Le Terrible, S 619)は、フランス海軍原子力潜水艦ル・トリオンファン級原子力潜水艦の4番艦。艦名は恐怖を意味するフランス語から。この名を受け継いだ艦としては17代目にあたる。

艦歴

「ル・テリブル」は、DCNSシェルブール工廠で2000年10月24日に起工、2008年3月21日進水、2010年9月20日就役。ロング島基地に配備されている。

2008年3月21日にDCNCシェルブール造船所で挙行された進水式では、ニコラ・サルコジ大統領の手により進水した。M51SLBMの発射試験などを行った後、初のM51搭載艦として2010年9月に就役した[5]。就役当時は初期型のM51.1を搭載していたが、2024年現在は改良型のM51.2へ換装されている[1][3]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 『世界の艦船増刊 第1016集 世界の海軍 2024-2025』海人社、2024年3月14日、42頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k Les sous-marins nucléaires lanceurs d’engins (SNLE)”. フランス海軍. 2024年9月27日閲覧。
  3. ^ a b c 『世界の艦船増刊 第857集 世界の海軍 2017-2018』海人社、2017年3月16日、42頁。 
  4. ^ Hans M. Kristensen,Matt Korda & Eliana Johns. “French nuclear forces, 2023”. 2024年9月27日閲覧。
  5. ^ M51 : La mise en service opérationnelle prononcée

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