リングジャイロスコープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 05:34 UTC 版)
「サニャック効果」の記事における「リングジャイロスコープ」の解説
実際に半径 R {\displaystyle \,R} の円周経路及び観測者が慣性系に対して角速度 ω {\displaystyle \,\omega } で回転しているとし、光(もしくは速度 v {\displaystyle \,v} の物質波)がその経路を正もしくは負の方向に一周するのに要する時間は t ± = 2 π R v ∓ R ω ∼ 2 π R v ± 2 ω S v 2 {\displaystyle t_{\pm }={\frac {2\pi R}{v\mp R\omega }}\sim {\frac {2\pi R}{v}}\pm {\frac {2\omega S}{v^{2}}}} となる。 これは慣性系(非回転座標系)へ移行して説明すれば当然と言える。すなわち回転座標系の相対論に基づく理解ではなく、慣性系へ移行して現象を理解してよい。本稿のリングレーザージャイロスコープの原理の説明も、この流儀に基づいて行う。
※この「リングジャイロスコープ」の解説は、「サニャック効果」の解説の一部です。
「リングジャイロスコープ」を含む「サニャック効果」の記事については、「サニャック効果」の概要を参照ください。
- リングジャイロスコープのページへのリンク