ランピョーネ島とは? わかりやすく解説

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ランピョーネ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 09:01 UTC 版)

ランピョーネ島

ペラージェ諸島、ランピョーネ島は西端
所在地 イタリア
所在海域 シチリア海峡地中海
座標 北緯35度33分00秒 東経12度19分00秒 / 北緯35.55000度 東経12.31667度 / 35.55000; 12.31667
面積 0.12 km²
最高標高 36 m
プロジェクト 地形
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ランピョーネ島イタリア語: Isola di Lampione)は、地中海シチリア海峡にある、イタリア領のペラージェ諸島を構成する島の一つである。面積は0.12km2、最高地点は36m。無人島であり、全域が自然保護区となっている。

名称

標準イタリア語以外では以下の名称を持つ。

島の名は、この島にある灯台に由来している。

地理

ランペドゥーザ島およびリノーザ島とともにペラージェ諸島を構成する。行政上はシチリア州アグリジェント県ランペドゥーザ・エ・リノーザというコムーネ(基礎自治体)に属する。ランペドゥーザ島西端から西北西へ約18km、リノーザ島から西南へ約60km、チュニジアボン岬半島から東へ約120km、シチリア島アグリジェントから南西へ約120km、パンテッレリーア島から南南東へ約135km隔たっている。

伝説によると、ランピョーネ島はサイクロプスの手からこぼれた岩から出来たとされている。住民は居らず、人の痕跡はこの島の名前の元にもなった何年も前に停止した灯台のみとなっている。

自然

この小島はペラージェ諸島保護海域イタリア語版の中にあり、完全自然保護区域となっている。植物相動物相が全域で保護されているため、島内では学術研究以外の活動は認められていない。

多くの渡り鳥が定期的にここに訪れる。さらに陸棲甲殻類の固有種armadillidium hirtum pelagicumが生息する。海域にはサメ、特にメジロザメ、他にもハタイセエビや黄色や薄赤色のサンゴの一種などが集まっている。

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