ラバト動物園とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ラバト動物園の意味・解説 

ラバト動物園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 10:08 UTC 版)

ラバト動物園
حديقة الحيوانات بالرباط
Rabat Zoo
施設情報
頭数 2,000点[1]
種数 約190種[1]
主な飼育動物 バーバリライオン
開園 2012年1月[2]
所在地 モロッコ ラバト
位置 北緯33度57分10.8秒 西経6度53分42秒 / 北緯33.953000度 西経6.89500度 / 33.953000; -6.89500
主な催し物 バーバリライオン
公式サイト www.rabatzoo.ma
テンプレートを表示

ラバト動物園(ラバトどうぶつえん、英語: Rabat Zoo, アラビア語: حديقة الحيوانات بالرباط‎)は、モロッコの首都ラバトにある動物園である。

概要

開園は2011年で、2007年に設立した国立動物園株式会社によって運用されている[1]。現在はバーバリライオンを含む約190種の2000頭の動物が生息している[1]

1929年以降、野生下での生息が絶滅したバーバリライオンを飼育していることで知られており[3]、現在は世界最多の38頭のバーバリライオンが生息している[4]。これは世界にいるバーバリライオンの半数にあたる数である[3]。これらのライオンはムハンマド5世国王にモロッコ国内の部族から贈られたもので、その後は王室の私的動物園で飼育されていた[3]。ラバト動物園ではバーバリライオンを絶滅させないようにと繁殖が試みられており、開園直後には3頭、直近では2021年に5頭が新たに生まれた[4]

ラバト動物園はアトラス山脈砂漠サバンナ湿地熱帯雨林、教育・農園の6つのエリアとビバリウムと博物館の2つ施設で構成されている[5]

主な施設と飼育動物

  • VIVARIUM(ビバリウム)

13種のヘビ、21種のトカゲ、9種のカメ、3種の両生類、約40種の爬虫類の150匹が1700m2の施設に展示されている[6]

  • PARCOURS MUSÉOGRAPHIQUE(博物館)

250万前から現在までにモロッコに生息していた動物の化石や骨が展示されている[7]

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d CONCEPT” (フランス語). ラバト動物園. 2024年1月19日閲覧。
  2. ^ “11ème anniversaire du Jardin Zoologique National de Rabat”. levert maroc. (2023年1月12日). https://www.levert.ma/11eme-anniversaire-du-jardin-zoologique-national-de-rabat/ 2024年1月19日閲覧。 
  3. ^ a b c "アトラスライオンを絶滅から救え、ラバト動物園の挑戦". AFPBB NEWS. フランス通信社. 2012年10月10日. 2024年1月19日閲覧
  4. ^ a b “Le parc zoologique de Rabat abrite le plus grand nombre de lions de l’Atlas en captivité au monde”. le360. (2023年1月14日). https://fr.le360.ma/societe/le-parc-zoologique-de-rabat-abrite-le-plus-grand-nombre-de-lions-de-latlas-en-captivite-au-monde-273853/ 2024年1月19日閲覧。 
  5. ^ RABAT ZOO” (フランス語). ラバト動物園. 2024年1月19日閲覧。
  6. ^ VIVARIUM” (フランス語). ラバト動物園. 2024年1月19日閲覧。
  7. ^ PARCOURS MUSÉOGRAPHIQUE” (フランス語). ラバト動物園. 2024年1月19日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ラバト動物園のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラバト動物園」の関連用語

ラバト動物園のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラバト動物園のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラバト動物園 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS