ヨットの規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 18:12 UTC 版)
アメリカズカップの基本ルールを定めた「贈与証書(Deed of Gift)」の規定上は、レースで使用されるヨットは「1本マストの場合、水線長が44フィート以上90フィート以下」「マストが2本以上の場合、水線長が80フィート以上115フィート以下」とだけ定められており、この範囲に収まり防衛艇・挑戦艇の双方の合意があればどのような規格のヨットを用いても良いことになっている。 なお合意があれば防衛艇と挑戦艇の船型が異なることも認められている。第33回大会では防衛艇のソシエテ側は双胴船(カタマラン)、挑戦艇のBMWオラクル側は三胴船(トリマラン)を使用してレースが行われた例がある。 しかし実際には開催された時代の趨勢に合わせ、一定の統一ルールが定められるケースが多い。
※この「ヨットの規格」の解説は、「アメリカスカップ」の解説の一部です。
「ヨットの規格」を含む「アメリカスカップ」の記事については、「アメリカスカップ」の概要を参照ください。
- ヨットの規格のページへのリンク