ヤメラレン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/12 06:01 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (や)」の記事における「ヤメラレン」の解説
ヤメラレンは、「ジャイアンリサイタルを楽しむ方法」(てんとう虫コミックス24巻に収録)に登場する。 人をあるものの中毒(現在でいうところの依存症)にしてしまう薬。何かをしながらこれを飲むと、そのとき行なっていることが中毒症状になり、やめられなくなる。 「なぜそんなものがあるのか」と、素朴な疑問を発したくなる代物であり、実際のび太もそう言っているが、本来は嫌いな物、苦手な物を克服するための道具。「あるものの中毒症状をしばらく体験させれば、薬の効き目が切れても、それを苦手には感じなくなるだろう」 ということらしい。また、のび太は「やめさせたい中毒(喫煙)と同時にできないこと(ガムを噛む)の中毒にさせる」ことで、父に禁煙させる使用法を思いついている。 ただし、効き目があり過ぎるようで、中毒になった物に逢えなくなると、頭がボーッとしたりイライラしたりといった禁断症状が起きてしまう。作中ではのび太とドラえもんがジャイアンの歌を好きになるために使用したものの、2人が歌を聞きたくてしつこくジャイアンに迫り、ジャイアンが逃げ回るほどにまでなってしまった。 なお、何もしていない状態でこのヤメラレンを飲むと、ヤメラレンを飲むことをやめられなくなってしまう。
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