ヤクシマヒロハテンナンショウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 15:16 UTC 版)
「シコクヒロハテンナンショウ」の記事における「ヤクシマヒロハテンナンショウ」の解説
種内変種として、ヤクシマヒロハテンナンショウ Arisaema longipedunculatum M.Hotta var. yakumontanum Seriz. (1981)を区別することがある。屋久島の標高1300-1600mに産する。葉は5小葉に分裂し、中央の小葉は小葉柄があり、小葉の縁は全縁になる。基本種と比べ花序柄が葉柄よりやや長く、長さ7-32cmあって仏炎苞は葉より高い位置につく。仏炎苞は基本種より大きく、仏炎苞筒部は長さ3-5.5cm、仏炎苞舷部は卵形から三角状卵形で幅が広く、長さ4-7.5cm、幅2.5-3.8cmになる。花序付属体も太く、径3-7mmになる。変種名 yakumontanum は、「屋久島の山地の」の意味。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) (2020年、環境省)鹿児島県-絶滅危惧I類
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