ヤキマンカとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヤキマンカの意味・解説 

ヤキマンカ

(ヤキマンコ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 07:58 UTC 版)

ヤキマンカ地区

Район Якиманка
2012年


紋章
北緯55度43分53秒 東経37度36分14秒 / 北緯55.73139度 東経37.60389度 / 55.73139; 37.60389
ロシア
連邦市 モスクワ
中央区
設置 1995年7月5日
名の由来 ヨアキム・アンナ教会(Иоакимоаннинская церковь
政府
 • 首長 マカーロヴァ・イェレーナ・ヴラジーミラヴナ (Макарова Елена Владимировна)
面積
 • 合計 4.8 km2
人口
2024年
 • 合計 27,022人
 • 密度 5,600人/km2
等時帯 UTC+3 (モスクワ時間)
OKATO 45286596
ウェブサイト http://jakimanka.infograd.mos.ru/
テンプレートを表示

ヤキマンカ: Якиманка イェキマンカ;Yakimanka)は、ロシアモスクワにある地名

概要

クレムリンの少し南側に位置し、中央区Центральный АО)に属するラヨンである。モスクワ川の南岸に位置し、14世紀ごろから入植が始まった。人口は約2.7万人(2024年[1])。

地名の由来は中世以前に起源を持つヨアキム・アニンスキー教会 (Иоакимоаннинская церковь、1939年に閉鎖、1969年に取り壊され現存せず) にちなむ。聖母マリアの父ヨアキム (Иоаким) に由来するヤキム(Яким)と母アンナ (Анна) の愛称アンカ(Анка)を組み合わせたロシア語の固有名詞である。ヤキマンカにはロシア正教の教会が多数ある。通りの名前として大ヤキマンカ(ヤキマンコ)通、小ヤキマンカ(ヤキマンコ)通がある[2]

日本語ではヤキマンコと称されることがあるが[2]、ロシア語転写方式から考えると誤りである。この地区はイギリス大使館もある1等地であるが、ソ連時代に在ソ連日本大使館の建て替えが必要になった際、当時のソ連政府から、この地区内の土地の提供を打診されたものの、女性器の俗称であるまんこを想起させるためか、日本側から断ったという[3][4]

周辺

聖ソフィア教会
カダシ教会
  • マルフォ・マリーンスキー修道院
  • 生神女就寝祭教会
  • テオトコス教会
  • カダシ教会
  • 聖ソフィア教会
  • 聖カタリナ教会
  • フランス大使館(旧イグムノフ邸)
  • プレジデントホテル
  • ロシア連邦法務省
  • ロシア連邦内務省

交通

モスクワ地下鉄の3路線が乗り入れている。

  カリーニンスコ=ソンツェフスカヤ線 (8号線)

脚注

  1. ^ Citypopulation.de
  2. ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 1』講談社、2003年。 
  3. ^ 西原理恵子佐藤優『とりあたま帝国 右も左も大集合!編』新潮社、2013年。 
  4. ^ 米原万里『魔女の1ダース - 正義と常識に冷や水を浴びせる13章』読売新聞社、1996年。 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤキマンカ」の関連用語

ヤキマンカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤキマンカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヤキマンカ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS