モーゼル・ドイツ郵政省用小銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:51 UTC 版)
「Kar98k」の記事における「モーゼル・ドイツ郵政省用小銃」の解説
1933年、モーゼル社ではスタンダードモデルに更なる改良を施した。これが、社内記録に「ドイツ郵政省用小銃」(Gewehr für Deutsche Reichspost)として残るものである。本銃は、郵政省の財産を強盗や暴動から守るという名目で発注されたが、実質的にはドイツ再軍備への下準備に他ならなかった。その外見は、木製ストックに指掛け用の溝があることや、リアバンドの固定金具の形状、機関部等の刻印が異なる以外はKar98kとほぼ同一であり、まさにその前身と言えるものであった。
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