メークローン‐いちば【メークローン市場】
メークローン市場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 09:41 UTC 版)
メークローン市場は、メークローン駅直前の線路上に広がる市場。本来のメークローン市場は、線路沿いにある場内市場であるが、買い物客を多く集めるために商店が駅に近づき、線路上に市場が広がるようになって場外市場が形成された。 メークローン駅の発着本数が1日4往復程度と少ないことから、線路上は市場として利用されており、線路の脇には様々な屋台が立ち並ぶ。列車接近時には放送が流れ、それを合図にパラソルやオーニングを畳んで陳列していた商品を片付け、列車が通り過ぎるとまた営業が再開する。列車と衝突しないよう低くレール沿いに並べられた商品は取り除かれず、列車はその商品の上を徐行して通過する。列車通過時に全店舗が一斉にパラソルを畳む様子から、"Tarad Rom Hoop"(タラート・ロム・フープ、傘たたみ市場)と呼ばれている。その光景の珍しさから観光ツアーのコースに組み込まれることもあり、タイの観光地の一つとなっている。
※この「メークローン市場」の解説は、「メークローン駅」の解説の一部です。
「メークローン市場」を含む「メークローン駅」の記事については、「メークローン駅」の概要を参照ください。
- メークローン市場のページへのリンク