4‐メチル‐3‐ペンテン‐2‐オン
メシチルオキシド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 01:55 UTC 版)
メシチルオキシド | |
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4-methylpent-3-en-2-one |
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別称
Mesityl oxide
Isobutenyl methyl ketone Methyl isobutenyl ketone Isopropylidene acetone |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 141-79-7 ![]() |
ChemSpider | 8526 ![]() |
RTECS番号 | SB4200000 |
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特性 | |
化学式 | C6H10O |
モル質量 | 98.14 g mol−1 |
外観 | 淡い黄色の液体 |
密度 | 0.858 g/cm3 |
融点 | -53 °C, 220 K, -63 °F |
沸点 | 129.5 °C, 403 K, 265 °F |
水への溶解度 | Good |
other solventsへの溶解度 | 多くの有機溶媒にとける |
屈折率 (nD) | 1.442 |
危険性 | |
主な危険性 | flammable |
Rフレーズ | R10 R20/21/22 |
Sフレーズ | S25 |
引火点 | 87 °F (31 °C) |
関連する物質 | |
関連物質 | ジアセトンアルコール アセトン, ベンジリデンアセトン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
メシチルオキシド (mesityl oxide) とは、有機化合物の一種で、示性式が CH3C(O)CH=C(CH3)2 と表されるケトン。無色の液体で、強いペパーミント臭を持つ。
製造
メシチルオキシドはアセトンの二量化により生成する。水酸化バリウムなどの塩基を触媒とするアルドール縮合によりアセトンからジアセトンアルコールを作り[1]、ヨウ素を触媒として脱水させメシチルオキシドを得る[2]。

用途
二重結合を水素化するとメチルイソブチルケトン (MIBK) が得られる。
メシチルオキシドに対してさらにもう1分子のアセトンが縮合環化すると、イソホロンが得られる。
参考文献
メシチルオキシドと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
ケトン |
1,2-ナフトキノン ドセタキセル メシチルオキシド ジヒドロキシアセトンリン酸 アリザリン |
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