メガロサウルスとイグアノドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 04:18 UTC 版)
「ウィリアム・ダニエル・コニベア」の記事における「メガロサウルスとイグアノドン」の解説
コニベアはその他にも、恐竜研究の最初期における複数の命名に関わっている。彼はバックランドとともに、オックスフォードのストーンフィールド(Stonefield)から発掘された肉食爬虫類の化石を共同で研究し、1822年にメガロサウルスMegalosaurusという名称を考案した。前出の1824年2月の会合(この日がバックランドが地質学会会長となって初めての会合であった)において、コニベアがプレシオサウルスを、バックランドがメガロサウルスをそれぞれ報告した。 また、同じく1824年末にギデオン・マンテルがサセックスのクックフィールド(Cuckfield)で発掘した巨大な大腿骨や歯の持ち主をIguanasaurusと命名したことに対し、コニベアはその名称がすでに現生のイグアナにつけられていることを指摘し、代わりにIguanoidesかIguanodonを提案した。結果、マンテルは後者を採用し、現在の呼称となっている。
※この「メガロサウルスとイグアノドン」の解説は、「ウィリアム・ダニエル・コニベア」の解説の一部です。
「メガロサウルスとイグアノドン」を含む「ウィリアム・ダニエル・コニベア」の記事については、「ウィリアム・ダニエル・コニベア」の概要を参照ください。
- メガロサウルスとイグアノドンのページへのリンク