ムンディアリート (女子)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ムンディアリート (女子)の意味・解説 

ムンディアリート (女子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 13:56 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ムンディアリート
開始年 1984年
終了年 1988年
地域 世界
参加チーム数 6
最多優勝  イタリア
 イングランド(2回)
テンプレートを表示

ムンディアリート西: Mundialito)は、1984年から1988年までイタリアで開催されたナショナルチームによる女子サッカーの国際大会である。

概要

1984年当時、FIFA女子ワールドカップはまだ創設されておらず(第1回大会1991年に開催)、オリンピックのサッカー競技にも女子サッカーは採用されていなかった(初めて採用されたのは1996年アトランタオリンピック)。1981年9月に日本で大会の前身となる「ポートピア'81」が神戸ポートアイランド博覧会の関連イベントとして開催され[1]日本代表が東京の西が丘サッカー場イングランド代表と、神戸の神戸市立中央球技場イタリア代表と対戦した[2]。なお、この大会では日本はイングランドに0-4で、イタリアに0-9で敗れている[3]。また、デンマーク代表は東京でイングランド代表と対戦し1-0で勝利している[4]1984年1985年ラウンドロビン方式で参加4カ国が対戦し、6カ国が参加した1986年と1988年は3カ国ずつ2グループに分けてラウンドロビン方式で戦い、各グループ上位2カ国が準決勝に進む仕組みで行われた[5]。また、1985年大会では、アメリカ合衆国代表が初めて国際試合を戦ったデビュー戦となった[6]

現在、ポルトガルで開催されているアルガルヴェ・カップは、非公式にではあるが現代のムンディアリートとして知られている[7]

結果

開催年 開催国 決勝戦 3位決定戦
優勝 結果 準優勝 3位 結果 4位
1981年 日本  イタリア  デンマーク  イングランド  日本
1 1984年 イタリア  イタリア 3 - 1  西ドイツ  イングランド 2 - 1  ベルギー
2 1985年 イタリア  イングランド 3 - 2  イタリア  デンマーク 1 - 0  アメリカ合衆国
3 1986年 イタリア  イタリア 1 - 0  アメリカ合衆国  中国 2 - 1  日本
4 1988年 イタリア  イングランド 2 - 1 aet  イタリア  アメリカ合衆国 1 - 0  フランス

脚注

  1. ^ 大阪桐蔭高等学校女子サッカー部イタリアキャンプ報告書大阪桐蔭高校女子サッカー部公式サイト、2012年5月28日閲覧。
  2. ^ なでしこジャパン試合別出場記録 JFA公式サイト、2012年5月28日閲覧。
  3. ^ GIAPPONE - ITALIA イタリアサッカー連盟公式サイト、2012年5月28日閲覧。
  4. ^ Danmark - England 1 - 0 デンマークサッカー協会公式サイト、2012年5月28日閲覧。
  5. ^ なお、日本代表が参加した1986年大会について、JFA公式サイトではイタリア国際大会と表記している。
  6. ^ Anniversary of First WNT Game ussoccer.com、2012年5月28日閲覧。
  7. ^ sport round-up - Mundialito”. algarveresident.com. 2013年3月3日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ムンディアリート (女子)」の関連用語

ムンディアリート (女子)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ムンディアリート (女子)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのムンディアリート (女子) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS