ムラーバハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 01:14 UTC 版)
ムラーバハとは売買契約のひとつであり、ある財を、購入した際の原価よりも高い代金によって転売する形態を指す。購入者が、原価と代金の差額を了解し、差額を転売者の売却益として納得した上で契約が結ばれることを前提とする。イスラム銀行ではこのシャリーアの制度を利用し、設備・備品を希望する顧客に代わって購入し、顧客に渡す。このとき、「手数料」を上乗せして分割払いあるいは後払いとする。こうすることによって、銀行は利子ではなく、売却益として顧客から利益を受ける。
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