ミンガス (チャールズ・ミンガスのアルバム)とは? わかりやすく解説

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ミンガス (チャールズ・ミンガスのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 14:25 UTC 版)

『ミンガス』
チャールズ・ミンガススタジオ・アルバム
リリース
録音 1960年10月20日(#1, #2)、1960年11月11日(#3) ニューヨーク ノラ・ペントハウス・サウンド・スタジオ[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル キャンディド・レコード
プロデュース ナット・ヘントフ
専門評論家によるレビュー
チャールズ・ミンガス アルバム 年表
プリ・バード
(1961年)
ミンガス
(1961年)
ニューポート・レベルズ(ジャズ・アーティスト・ギルド名義)
(1961年)
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ミンガス』(Mingus)は、アメリカ合衆国ジャズ・ミュージシャン、チャールズ・ミンガス1960年に録音し、1961年キャンディド・レコードから発表したスタジオ・アルバム

解説

「MDM」はセロニアス・モンクの「ストレート・ノー・チェイサー」、デューク・エリントンの「メイン・ステム」、それにミンガス自身の曲「51番街のブルース」のテーマが織り込まれており、タイトルは「Monk Duke & Me」の略である[2]。「ロック・エム・アップ」は、元々は「Hellview of Bellevue」というタイトルで、ミンガスがカウンセリング目的でベルビュー病院英語版を訪れたところ、そのまま強制入院となり、友人たちの助けにより退院できた経験が元になっている[3]。10月20日のレコーディング・セッションでは、アルバム『ミンガス・プレゼンツ・ミンガス』の録音も同時進行で行われ、「ストーミー・ウェザー」は同アルバムと同じくミンガス、エリック・ドルフィーテッド・カーソンダニー・リッチモンドによる演奏だが、「MDM」は、さらに6人のプレイヤーを加えた大編成となっている[1]

Stacia Proefrockはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「『ミンガス Ah Um』など同時代の作品ほどの高みに達していないとはいえ、ますます冒険的になっていったチャールズ・ミンガスの曲作りを、優れたミュージシャン達が補完した様が記録されている」と評している[2]

収録曲

特記なき楽曲はチャールズ・ミンガス作。

  1. MDM - "MDM" - 20:01
  2. ストーミー・ウェザー - "Stormy Weather" (Harold Arlen, Ted Koehler) - 13:35
  3. ロック・エム・アップ - "Lock 'Em Up" - 6:46

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b Charles Mingus Discography”. Jazz Discography Project. 2023年8月17日閲覧。
  2. ^ a b Proefrock, Stacia. “Charles Mingus - Mingus! Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年8月17日閲覧。
  3. ^ オリジナルLPライナーノーツ(ナット・ヘントフ

外部リンク




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