ミューテーションがた‐ウイルス【ミューテーション型ウイルス】
読み方:みゅーてーしょんがたういるす
《mutation virus》コンピューターウイルスの一。ファイルに感染するたび、自分自身のコードをランダムに暗号化させる特徴をもつ。ウイルス定義ファイルを利用して検知するという従来の手法では検出できないため、ウイルスの疑いがあるコードを仮想環境で実行し、その挙動から悪意あるウイルスであることを判別するという手法が用いられる。突然変異型コンピューターウイルス。ポリモーフィック型ウイルス。ポリモルフ型ウイルス。
ポリモーフィック型ウィルス
別名:ポリモルフ型ウイルス,ポリモルフィック型ウイルス,ミューテーション型ウイルス
【英】polymorphic virus
ポリモーフィック型ウィルスとは、コンピュータウィルスのうち、自己複製を行う際にプログラムのコードを変化させ、検出を回避しようとするタイプのウィルスのことである。
ポリモーフィック型ウィルスは、コンピュータへ感染して自分自身を複製する際に、暗号化を行ったり、データの構造を変化させたりして、データのパターンを書き換える。こうして書き換えられた複製プログラムは、ウィルス定義ファイルに登録された従来のデータパターンに該当しない内容に変化してしまうため、パターンマッチングによる手法では検出が非常に困難であるという特徴を持つ。
ポリモーフィック型ウィルスへの対策としては、パターンマッチングと併せて、ヒューリスティックスキャンとよばれる行動検知型の検出手法を利用するなどの手段がある。
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