ミヤマセンキュウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > セリ科 > ミヤマセンキュウの意味・解説 

深山川芎

読み方:ミヤマセンキュウ(miyamasenkyuu)

セリ科多年草高山植物

学名 Conioselinum filicinum


ミヤマセンキュウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 08:51 UTC 版)

ミヤマセンキュウ
福島県飯豊山 2010年8月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: ミヤマセンキュウ属 Conioselinum
: ミヤマセンキュウ C. filicinum
学名
Conioselinum filicinum (H.Wolff) H.Hara
和名
ミヤマセンキュウ(深山川芎)

ミヤマセンキュウ(深山川芎、学名:Conioselinum filicinum)は、セリ科ミヤマセンキュウ属多年草高山植物

特徴

は中空で直立し、上部は分枝して、高さは40-80 cmになる。は2-3回3出羽状複葉になり、小葉や裂片は深く切れ込み、葉の先端は細まって尾状に伸びる。茎につく葉は互生し、葉柄の下部が鞘状に膨らむ。

花期は8-9月。茎頂か、分枝した先端に径6-10 cmの複散形花序をつける。は径2 mmの白色の5弁花。小花序の下にある小総苞片は線形で10個内外あり、小花柄より長く目立つ。果実は長さ4-5 mmで広卵形になる。分果の隆条は翼状になり、油管は細く、表面側の各背溝下に1個、分果が接しあう合生面に2-4個ある。

種小名filicinum は、「シダ状の」を意味し、葉がシダ植物の葉の切れ込みに似ていることによる。

分布と生育環境

日本では、北海道、本州中部地方以北に分布し、山地帯から亜高山帯の林縁や草原などに生育する。アジアでは千島に分布する。

ギャラリー

参考文献




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミヤマセンキュウ」の関連用語

ミヤマセンキュウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミヤマセンキュウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミヤマセンキュウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS