マルチバイブレータの周波数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 00:55 UTC 版)
「マルチバイブレータ」の記事における「マルチバイブレータの周波数」の解説
マルチバイブレータのそれぞれ半分の周期は t = ln(2)RC である。全体の発振周期は以下のようになる。 T = t1 + t2 = ln(2)R2 C1 + ln(2)R3 C2 f = 1 T = 1 ln ( 2 ) ⋅ ( R 2 C 1 + R 3 C 2 ) ≈ 1 0.693 ⋅ ( R 2 C 1 + R 3 C 2 ) {\displaystyle f={\frac {1}{T}}={\frac {1}{\ln(2)\cdot (R_{2}C_{1}+R_{3}C_{2})}}\approx {\frac {1}{0.693\cdot (R_{2}C_{1}+R_{3}C_{2})}}} ここで f は周波数(ヘルツ) R2 と R3 は抵抗値(オーム) C1 と C2 は静電容量値(ファラド) T は周期(この場合は2つの時間の合計) 次のような特殊ケースを考える。 t1 = t2 (デューティ比50%) R2 = R3 C1 = C2 f = 1 T = 1 ln ( 2 ) ⋅ 2 R C ≈ 0.721 R C {\displaystyle f={\frac {1}{T}}={\frac {1}{\ln(2)\cdot 2RC}}\approx {\frac {0.721}{RC}}}
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