マリア (クロパの妻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/22 18:37 UTC 版)

クロパの妻マリアは新約聖書の内、『ヨハネによる福音書』<19章25節>でイエスの磔刑を見守る場面に登場する女性たちの一人。『マルコによる福音書』<15章40節>に登場する小ヤコブとヨセの母マリアと同一人物であるとする説もある[1]。
聖書本文からの引用
イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグラダのマリアとが立っていた。 — 新共同訳ヨハネによる福音書19:25
さて、イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹と、クロパの妻マリヤと、マグダラのマリヤとが、たたずんでいた。 — 口語訳ヨハネによる福音書19:25
さてイエスの十字架の傍らには、その母と母の姉妹と、クロパの妻マリヤとマグダラのマリヤと立てり。 — 文語訳ヨハネによる福音書19:25
さて耶穌の母はゝと母はゝの妹いもと及およびキロパの妻つまなるマリアとマグダレネのマリアとその十字架じうじかのかたはらにたてり — ヘボン訳ヨハネによる福音書19:25
「クロパの妻マリア」は「イエスの母マリアの姉妹」であるとする説もあるが、福音書の版により「クロパの妻マリア」と「イエスの母マリアの姉妹」とを別人と読むこともできる。
脚注
注釈
出典
- ^ 『レクラム版 聖書人名小事典』p.259
参考文献
- ハンス・シュモルト著、高島市子 訳 『レクラム版 聖書人名小事典』 創元社、2014年9月20日初版。
関連項目
外部リンク
- 口語訳新約聖書(ウィキソース) (日本聖書協会翻訳、1954年)
- 文語訳新約聖書(ウィキソース) (日本聖書協会翻訳、1917年)
- ヘボン語訳新約聖書(ウィキソース) (日本聖書協会翻訳、1872-3年)
「マリア (クロパの妻)」の例文・使い方・用例・文例
- マリアン,お誕生日おめでとう
- 聖母マリア像
- その商社はソマリアの海賊対策を迫られた。
- マリアさんのお気に入りのカクテルは何ですか?
- マリア・カラスは有名なオペラ歌手でした。
- 聖母マリアが現れて。
- 私が悩み事におちいっていると、聖母マリアがやってくる。
- マリアは服にたくさん金を使う。
- マリアは彼の名前も電話番号も知らなかった。
- マリアはいつも優しく囁いてくれる。
- マリアは1週間に1度ピアノのレッスンを受ける。
- マリアの亡夫はバイオリニストであった。
- イエスはマリアから生まれた。
- 「私はとても幸運だわ」とマリアは心の中で思った。
- 聖母マリアにささげられた礼拝堂.
- (我々カトリック教徒の)聖母マリア.
- 聖母マリア.
- シスターマリア(テレサ).
- ソマリアではなんの罪科もないのに大勢の子供たちが餓死している.
- 彼女は幻の中にキリストを抱いたマリアを見た.
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