マラーノ
マラーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/04 20:43 UTC 版)
![]() |
この記事はスペイン語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2023年10月)
翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
マラーノ(marrano)は、スペイン語で豚、もしくは汚らしい人を示す言葉。歴史的な用語としては、かつてスペインにおいて、コンベルソと呼ばれたキリスト教に改宗したユダヤ人を侮蔑的にマラーノと呼ぶことがあった。なおコンベルソのうち、意識の上ではユダヤ教を守った「隠れユダヤ人」を「マラーノ」と呼ぶこともある[1]。
コンベルソについて、詳しくは「コンベルソ」を参照。
脚注
- ^ 鶴見太郎『ユダヤ人の歴史:古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』中央公論新社、2025年1月、110頁。ISBN 9784121028396。
関連項目
マラーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:19 UTC 版)
16世紀、スペインやポルトガル出身の改宗ユダヤ人(マラーノ)が、オランダ、イタリアの金融市場、大西洋貿易、東方貿易の開拓者となっていった。スペイン支配下のアムステルダムは大西洋貿易の中心地となった。 マラーノが権勢を誇る一方で、ドイツのユダヤ人は生活の基盤を失われ苦しんでいたため、マラーノを「純粋ユダヤ人ではない」とする状況になった。1531年、アルザスのユダヤ人ロースハイムのヨーゼルは、富裕なマラーノの入植地が根を張っていたアントワープに対して、ここにはユダヤ人がいないと書いた。
※この「マラーノ」の解説は、「反ユダヤ主義」の解説の一部です。
「マラーノ」を含む「反ユダヤ主義」の記事については、「反ユダヤ主義」の概要を参照ください。
- マラーノのページへのリンク