マニングの証言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 07:21 UTC 版)
1812年にラサを訪れたイギリスの探検家で東洋学者のトマス・マニング(英語版)は、物狂おしいことばでルントク・ギャツォとの会見の様子を伝えている。それによれば、7歳となったダライ・ラマ9世の美しく好奇心に満ちた顔はマニングを釘付けにした。マニングはまた、ルントクは充分に教育を受けた高貴な少年で、単純だがゆるぎない習慣を有し、また、その顔は感動的なまでに美しく、その性向は快活で陽気であったと書き記しており、さらにマニング自身、この会見に強い印象を受け、受けた衝撃の奇妙さから涙がこぼれるほどであったと振り返っている。
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