ポリトイとFX3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/14 07:02 UTC 版)
「フランク・ウィリアムズ・レーシングカーズ」の記事における「ポリトイとFX3」の解説
1972年はフランスの石油会社モチュールがスポンサーとなり、ウィリアムズはペスカロロ用に新しいマーチ・721を購入することができた。一方、イタリアの玩具メーカーポリトイがオリジナルシャシーの開発資金を提供した。ノンタイトル戦のブラジルグランプリから、カルロス・パーチェが昨年型のマーチ・711をドライブし、パーチェは第5戦ベルギーグランプリで5位に入った。 レン・ベイリーが設計したポリトイ・FX3はギアボックスにヒューランド・FG400を採用し、コスワースエンジンを搭載した従来型のマシンであった。FX3はペスカロロによってイギリスグランプリに登場したが、ドライビングミスでクラッシュ、大きく損傷した。ペスカロロはマーチ・721に戻り、FX3は修理が行われた。FX3が最後に登場したのはブランズ・ハッチで行われたノンタイトル戦の1972年ワールドチャンピオンシップ・ヴィクトリーレースで、クリス・エイモンがドライブしたが予選20位、決勝はエンジントラブルでリタイアとなった。
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