ポリオール代謝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 21:21 UTC 版)
ポリオールは2価以上の水酸基を有する糖アルコールの総称で、グルコースのポリオールはソルビトールと言われる。ポリオール経路はグルコースからソルビトール、ソルビトールからフルクトースというわずか2段階の反応から成り、アルドース還元酵素がその律速段階である。ポリオール代謝と他の成因との間に密接なクロストークが存在する。末梢神経ではシュワン細胞におけるポリオール代謝亢進が神経障害の発症、進行に深く関与すると考えられる。アルドース還元酵素阻害薬であるエパルレスタットが日本で開発され臨床応用されている。
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