ボロディン弦楽四重奏団とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ボロディン弦楽四重奏団の意味・解説 

ボロディン弦楽四重奏団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/01 00:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ボロディン弦楽四重奏団
出身地 ロシア
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1945年~
公式サイト 公式サイト

ボロディン弦楽四重奏団Квартет имени Бородина, 英語:Borodin Quartet)は旧ソ連邦において1945年に結成されたロシア弦楽四重奏団。歴代メンバーの亡命や国外流出を経てなお現在、精力的に活動を続けている。

沿革・概要

ボロディン弦楽四重奏団は、1912年にブリュッセルで結成後ウィスコンシン州マディソンに拠点を移して活動を続けている「プロ・アルテ弦楽四重奏団」に次いで活動歴の長い弦楽四重奏団であり、2005年には結成60周年を迎えた。

元来は「モスクワ・フィルハーモニー四重奏団」と名乗っていたが、1955年に、近代ロシアの室内楽の開拓者というべき作曲家アレクサンドル・ボロディンにちなんで改名された。ソ連の誇るピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルと長年にわたって共演を重ねてきた。

作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチとゆかりが深く、しばしば作曲の相談を受けた。このためショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の録音が数多いが、メロディア・レーベルへは、とりわけフランクドビュッシーらフランス近代音楽の録音によって名声を馳せた。

歴代メンバー

  • 第1ヴァイオリン
    • 初代 = ロスティスラフ・ドゥビンスキー (~1976年)
    • 第2代 = ミハイル・コペルマン (~1997年)
    • (現在) = ルーベン・アハロニアン
  • 第2ヴァイオリン
    • 初代 = ヴラディーミル・ラベイ (~1947年)
    • 第2代 = ニーナ・バルシャイ(~1953年)
    • 第3代 = ヤロスラフ・アレクサンドロフ (~1974年)
    • 第4代 = アンドレイ・アブラメンコフ (~2011年)
    • (現在) = セルゲイ・ロモフスキー
  • ヴィオラ
    • 初代 = ルドルフ・バルシャイ (~1953年)
    • 第2代 = ディミトリー・シェバリーン (~1995年)
    • (現在) = イーゴリ・ナイディン
  • チェロ

外部リンク

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボロディン弦楽四重奏団」の関連用語

ボロディン弦楽四重奏団のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボロディン弦楽四重奏団のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボロディン弦楽四重奏団 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS