ホルム=ボンフェローニ法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 07:14 UTC 版)
統計学において、ホルム=ボンフェローニ法(ホルム=ボンフェローニほう、英: Holm–Bonferroni method[1])は、多重比較問題に対抗するために使われる手法である。ホルムの方法またはボンフェローニ=ホルム法とも呼ばれる。ファミリーワイズエラー率(FWER)を制御することが意図されており、ボンフェローニ補正よりも一様により強力な(検出力の高い)単純な検定を与える。名称は本手法を体系化したスウェーデンの統計学者スチューレ・ホルム(Sture Holm)とボンフェローニの不等式ひいてはカルロ・エミリオ・ボンフェローニにちなむ。
- ^ Holm, S. (1979). “A simple sequentially rejective multiple test procedure”. Scandinavian Journal of Statistics 6 (2): 65–70. JSTOR 4615733. MR538597.
- ^ Hommel, G. (1988). “A stagewise rejective multiple test procedure based on a modified Bonferroni test”. Biometrika 75 (2): 383–386. doi:10.1093/biomet/75.2.383. hdl:2027.42/149272. ISSN 0006-3444.
- 1 ホルム=ボンフェローニ法とは
- 2 ホルム=ボンフェローニ法の概要
- 3 拡張
- 4 代替法と用法
- 5 名称
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