ホスホイノシチド-5-ホスファターゼとは? わかりやすく解説

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ホスホイノシチド-5-ホスファターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/25 16:37 UTC 版)

ホスホイノシチド-5-ホスファターゼ
識別子
EC番号 3.1.3.36
CAS登録番号 9036-01-5
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

ホスホイノシチド-5-ホスファターゼ(Phosphoinositide 5-phosphatase、EC 3.1.3.36)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール-4,5-ビスリン酸 + 水 1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール-4-リン酸 + リン酸

従って、この酵素の基質は1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール-4,5-ビスリン酸との2つ、生成物は1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール-4-リン酸とリン酸の2つである。

この酵素は加水分解酵素に分類され、特にリン酸モノエステル結合に作用する。系統名は、1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール-4,5-ビスリン酸 4-ホスホヒドロラーゼ(phosphatidyl-myo-inositol-4,5-bisphosphate 4-phosphohydrolase)である。この酵素は、イノシトールリン酸の代謝とホスファチジルイノシトールシグナル伝達に関与している。

構造

2007年末時点で、4つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1UFW1W802DNR2QV2である。

出典




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