ペグマタイト鉱床
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/14 14:21 UTC 版)
ペグマタイト鉱床で採掘の対象となりうるものとしては、石英、長石、雲母類、希元素鉱物、鉱物結晶自体(宝石)等がある。 日本国内においては主に陶器材料の長石・ガラス材料の石英を目的に採掘された。これは江戸時代~戦後まで盛んに開発されたものの、現在では輸入品に押され採掘している鉱床は少ない。希元素鉱物を目的とした鉱床は戦時中~戦後盛んに探鉱されたものの、その後現在に至る情勢下では規模及び質的な問題で有望な鉱床は発見されていない(国内で採掘されているウラン鉱床には鳥取県人形峠鉱山があるが、これは花崗岩体近くの堆積岩中に産する二次的な鉱床である)。
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