ベビーフードの価格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 15:54 UTC 版)
一般に、ベビーフードは他のインスタント食品類に比べると割高である。これは、原材料の原価が高いことと、そのデリケートさ故に開発費などでコスト高になるためである。尤も、安心が買えるなら、と消費者は多少の高さには目を瞑っていた。しかし、今日では主なベビーフードの販路であるドラッグストアやベビー用品専門店の価格競争によって値崩れが激しくなっており、希望小売価格の2割~3割引が相場であり、広告品となると半額以下も珍しくない。しかし、これは同時にメーカーの利益を圧迫することにもなる。特にベビーフードメーカーは安全性が大事であり、そのために費用と労力が一般的な加工食品より多く掛かっており、迂闊に原料費削減もできない。その状況でこれ以上価格破壊が進むことは、開発費削減による品質低下を招きかねない。消費者及び小売店はこの事情を十分に踏まえるべきである。
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