ベターザンオナーとは? わかりやすく解説

ベターザンオナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 09:19 UTC 版)

ベターザンオナー
欧字表記 Better Than Honour
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1996年
Deputy Minister
Blush With Pride
母の父 Blushing Groom
生国 アメリカ合衆国
(ケンタッキー州)
生産者 Mr. & Mrs. Darryl Brown
馬主 Robert K. Waxman
調教師 John C. Kimmel
競走成績
生涯成績 8戦2勝
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ベターザンオナー (Better Than Honour) はアメリカ合衆国生まれの競走馬および繁殖牝馬。いとこにエルグランセニョールザールなどがいる。

経歴

1歳時の1997年キーンランド・ジュライセールに上場され、75万ドルで購買された。2歳時の1998年に競走馬デビューし、デモワゼルステークス (G2) を1位入線馬チュートリアルの降着により繰り上がりで制して重賞初勝利を挙げた。

3歳となった1999年は、エイコーンステークス (G1) で2着、マザーグースステークス (G1) で3着となるなど善戦を続けたが、G1競走を制することはできなかった。

競走馬引退後はアメリカで繁殖入りし、2003年に出産したジャジル(父シーキングザゴールド)が2006年ベルモントステークスを制し、2004年に出産したラグズトゥリッチズ(父エーピーインディ)も2007年に牝馬ながらベルモントステークスを制すなどGI競走を4勝している。ラグズトゥリッチズ出産後の2004年秋にはキーンランド・ノヴェンバーに上場され、200万ドルで購買されている。

2005年カジノドライヴを出産した。

2008年はエーピーインディとの産駒を出産予定だったが死産となっており、同年は再びエーピーインディと交配されたが流産となった。さらに当馬を共同所有していたジョン・シクラとのマイケル・モレノが、考え方の相違からパートナーシップを解消することにより11月2日ケンタッキー州レキシントンで開催されたファシグ・ティプトン・ノヴェンバーセールに上場され、2007年11月にキーンランド州で行われたキーンランド・ノヴェンバー・ブリーディング・ストック・セールで取引されたプレイフルアクトの1050万ドル(約12億円)を上回りセリ市場で取引された繁殖牝馬としては史上最高額となる1400万ドル(約14億円)で元々当馬の70パーセントの権利を保持していたマイケル・モレノが購買した。今後はマイケル・モレノが経営するザンエクワインステーブルで繋養され、2009年もエーピーインディと交配させる意向が明らかになっている。

おもな産駒

血統表

ベターザンオナー血統デピュティミニスター系 / Nearco 5×5=6.25% (血統表の出典)

Deputy Minister
1979 黒鹿毛
父の父
Vice Regent
1967 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Victoria Regina Menetrier
Victoriana
父の母
Mint Copy
1970 黒鹿毛
Bunty's Flight Bunty Lawless
Broomflight
Shankey Jabneh
Grass Shack

Blush With Pride
1979 栗毛
Blushing Groom
1974 栗毛
Red God Nasrullah
Spring Run
Runaway Bride Wild Risk
Aimee
母の母
Best in Show
1965 鹿毛
Traffic Judge Alibhai
Traffic Court
Stolen Hour Mr.Busher
Late Date F-No.8-f

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