ヘンプと嗜好物との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 09:39 UTC 版)
「麻 (繊維)」の記事における「ヘンプと嗜好物との関係」の解説
栽培中の繊維用ヘンプは外見、匂いともに大麻と似るが麻薬成分のテトラヒドロカンナビノールはほとんど含まれていない。アメリカでは2010年代にヘンプの栽培が州単位で解禁され始めたが、勘違いした大麻愛好者が畑のヘンプを盗むケースが続出。栽培者が苦慮する事態となった。 日本では、ヘンプの栽培は許可制だが、新規で栽培許可をとるのは難しい。そのため、ヘンプから精製されるカンナビジオール(CBD)は全て輸入に頼っている。国内で流通しているCBDは、テトラヒドロカンナビノールは検出されず、CBD入り健康食品メーカーは、第三者機関で検査を受けた品質が確かなCBDを使い、嗜好品に加工して販売している。
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