ヘリプレーン1型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 03:31 UTC 版)
ヘリプレーン1型(ヘリプレーンいちがた)は、日本の萱場工業(現カヤバ)が試作した「ヘリプレーン」(複合ヘリコプター)。単にヘリプレーンとも呼ばれる。
- ^ 写真提供:KYB株式会社(現カヤバ) 経営企画本部 広報部。
- ^ a b c わが国ヘリコプター黎明期の試み - Aviation Now/航空の現代( 日本航空宇宙学会 主催「第37回飛行機シンポジウム」講演草稿の再録)。1999年10月13日2017年2月6日閲覧。
- ^ この2つの写真がヘリプレーン構想のカタログであったのか、ポスターのようなものであったのかは不明だが、こんな写真が残されていた。いわば「萱場資郎」社長が見た夢の細目である。資金さえ続けば成功する可能性は十分にあった。
現代にも通用するコンセプトの航空機であり、現にアメリカでは似たような開発計画が進められていた。
もし、これが実際に飛んでいたとしたら、コンピューター技術などを付加しつつ、日本独自の航空分野が開拓されていたかもしれない。 2016年3月1日閲覧。 - ^ 一般社団法人 日本航空宇宙工業会 > 日本の航空宇宙工業 50 年 の歩み > 各論; 岡村製作所 N-52 軽飛行機 〜 日本航空機製造 YS-11 > "ヘリプレーン1型" 側面写真 第100頁( PDF 第 2 頁目 ) 2016年2月12日閲覧。コンチネンタル・モータース Continental IO-360 と記載あるが1962年に生産開始の発動機であり、1955年に製造を開始した、ライカミング・エンジンズ・Lycoming O-360 との混同の可能性あり。
- ^ “日本航空機辞典 下巻 昭和26年〜平成元年 (1951〜1989)”. www.modelart-shop.jp. 東京: 有限会社 モデルアート社 (Model Art Limited) (1992年). 2017年2月11日閲覧。
- ^ a b “Japanese Imperial Army Artillery Unit Ka-go Observation Aircraft-Phantom Autogyro Development Story by Eiji Tamate (陸軍 カ号観測機 - 幻のオートジャイロ開発物語 - 玉手 榮治)”. Ushio shobo - kojin shinsha Co., Ltd(株式会社潮書房光人新社),Eiji Tamate (玉手 榮治): 368-375. (22 March 2020) 2020年3月23日閲覧。.
- ^ コンチネンタル・モータースまたはライカミング・エンジンズ ・ O-360 とする資料が混在。" Three more examples of Japanese aircraft: from the left, Fuji-Beech T-34A Mentor ( 225 h.p. Continental); Kayaba Heliplane ( 180 h.p. Continental); and Toyo TT-1O ( 135 h.p. Lycoming)."“Re-Rising Sun(英語)”. Flight(航空): 411頁-413頁. (1955年 4月 1日 発行) 2017年2月11日閲覧。.
- ^ Kayaba's Cessna-based ・ Heliplane ・ compound helicopter 2012年12月5日。2016年2月13日閲覧。より、Continental O-470 - E185系列(E185-1 - E185-11)とする資料もあり。
- ^ 型式・型番ともに不詳。
- 1 ヘリプレーン1型とは
- 2 ヘリプレーン1型の概要
- 3 出典
- ヘリプレーン1型のページへのリンク