プロ入りに関する逸話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 22:58 UTC 版)
享栄商業に在学していた際、その当時は野球部の専用グラウンドがなくて日本国有鉄道名古屋鉄道管理局八事球場を借りて練習していた。国鉄職員が球場の管理人であったが、その人物が享栄商業の練習で金田が豪速球を投げるのを見て驚き、すぐさま国鉄スワローズの西垣徳雄監督に金田の存在を伝えて西垣がスカウトに出向くことになる。西垣は遠征の途中で名古屋に降りて金田をチェックする一方で、国鉄球団は1950年の夏にその当時、東京都練馬区立野町に在った中央大学グラウンドで金田の入団テストを極秘で実施して入団を決定。その入団テストは国鉄本社の幹部や球団協力者へのお披露目の意味合いもあったと伝わっている。金田はプロ入り後の初任給でソフト帽を購入したという。
※この「プロ入りに関する逸話」の解説は、「金田正一」の解説の一部です。
「プロ入りに関する逸話」を含む「金田正一」の記事については、「金田正一」の概要を参照ください。
- プロ入りに関する逸話のページへのリンク