プログラム例、実行法、出力例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 02:50 UTC 版)
「BASIC」の記事における「プログラム例、実行法、出力例」の解説
きわめてシンプルな例を挙げる。 画面に次のように入力したとする。 10 REM 5つ数える 20 FOR I = 1 TO 5 30 PRINT I 40 NEXT するとBASICの処理系は、行番号10から40までの文をプログラムとして扱う。次にRUNと入力し(すると「40 NEXT」の次の行に「RUN」と表示され)リターンキーなどを押すと、行番号10の行すなわち「10 REM 5つ数える」から順に実行され、行番号20から行番号40まではループとして扱い5回繰り返す。この場合の出力は次のとおり。 12345 なお、「REM」はステートメントであり、ソースコードを読む人のための注釈文(英:remark)の文頭に置かれる。REMで始まる行はプログラムの実行結果に何ら影響を与えない。 また、前述のプログラムに編集を加えたい場合は、続いて例えば次のように入力する。 10 REM 5つ数える(“3”だけ飛ばす) 25 IF I = 3 THEN GOTO 40 このように入力すると、行番号10の文は書き換えられ(つまり上書きされ、以前のものは消え)、20行目と30行目の間に行番号25の「 25 IF I = 3 THEN GOTO 40」が挿入された、とBASICの処理系は判断する。 そしてRUNと入力すると、やはり行番号10から実行し、出力は次のとおり。 1245
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