ブータン調和党とは? わかりやすく解説

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ブータン調和党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 21:29 UTC 版)

ブータン政党
ブータン調和党
འབྲུག་ཕུན་སུམ་ཚོགས་པ
党首 ペマ・ギャムツォ
成立年月日 2007年7月25日
本部所在地 ティンプー県ティンプー
国民議会議席数
0 / 47   (0%)
(2023年11月30日)
政治的思想・立場 中道右派
王党派
公式サイト Druk Phuensum Tshogpa
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ブータン調和党(ブータンちょうわとう、ゾンカ語: འབྲུག་ཕུན་སུམ་ཚོགས་པ、Druk Phuensum Tshogpa、略称:DPT)は、ブータン政党である。党首ジグメ・ティンレー(初代)。

概要

2007年7月、全人民党と、ブータン人民統一党が統合して結成。2008年3月24日の国民議会選挙英語版で47議席中45議席を獲得し圧勝。

2013年7月13日執行の国民議会選挙英語版本選挙では47議席中15議席と大敗し、国民民主党に政権を明け渡すこととなった。民主党側は、調和党政権の中国への接近が対インド関係を後退させたことや、社会問題化した若者の失業などについて批判をおこなっていた[1]

2013年の第2期国会が開始する直前に、ジグメ・ティンレーが国民議会選挙敗北の責任をとって議員を辞職したため、7月24日に前農業森林大臣のペマ・ギャムツォが後任として国民議会内野党党首に就任した[2]。更に同年12月3日には、ブータン調和党の第2代党首に選出されている[3]

2018年9月15日に執行された国民議会選挙英語版の予備選挙では得票率30.9%で2位となり、ブータン協同党と共に本選挙に進出[4]。10月18日の投票の結果は17議席にとどまり、協同党に敗北した[5]。2023年11月30日に執行された国民議会選挙英語版では全体で3位の得票率14.91%にとどまり敗退した[6]

脚注

  1. ^ 「幸せの国」で政権交代へ 野党、総選挙で勝利 対中接近批判で躍進 Archived 2013年7月14日, at the Wayback Machine.産経新聞2013年7月14日
  2. ^ Dr. Pema Gyamtsho to head the OppositionBhutan Broadcasting Service(BBS)、2013年7月24日(2014年3月16日閲覧)
  3. ^ OL, the new DPT presidentBBS、2013年12月4日(2014年3月16日閲覧)
  4. ^ “DNT and DPT to contest general round”. クエンセル. (2018年9月16日). http://www.kuenselonline.com/dnt-and-dpt-to-contest-general-round/ 2018年9月18日閲覧。 
  5. ^ “ブータン下院選、協同党が勝利、対印インフラ協力減速も”. 日本経済新聞. (2018年10月19日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36671870Z11C18A0EAF000/ 2018年10月22日閲覧。 
  6. ^ Declaration Of Results Of The 4th National Assembly Elections, 2023-2024 (Primary Round)”. ブータン選挙管理委員会. 2024年1月10日閲覧。

関連項目

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