ブルー・トレイン_(ジョン・コルトレーンのアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ブルー・トレイン_(ジョン・コルトレーンのアルバム)の意味・解説 

ブルー・トレイン (ジョン・コルトレーンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/25 08:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Blue Train
ジョン・コルトレーンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1957年9月15日
ジャンル ジャズ
時間
レーベル ブルーノート
プロデュース アルフレッド・ライオン
専門評論家によるレビュー
テンプレートを表示

ブルー・トレイン』(Blue Train )は、ジャズサックス奏者ジョン・コルトレーン1957年に発表したアルバム、及びその冒頭に収録されているコルトレーン作の楽曲。コルトレーンのリーダー・アルバムとしては唯一ブルーノートから発売された作品で、レコード番号BLP1577。同社のアルバムの中でも人気の高い「1500番台」のシリーズの一つ。

解説

コルトレーンは、バンド・リーダーとしてデビューする少し前、ブルーノートの創設者であるアルフレッド・ライオンに会いに行った。理由は金目当てともソプラノ・サックスの勉強とも言われ、コルトレーンは金とレコードを持って帰った。アルフレッドはコルトレーンと専属契約しようと考えていたが、その後コルトレーンはプレスティッジ・レコードと契約してしまい、アルフレッドは悔しがったという。しかしコルトレーンはアルフレッドとの約束を果たすため、アルバムのアイデアを温め続け本アルバムのレコーディングを行う。

アルフレッドは、本作制作に当たってコルトレーンの意向を尊重した。その結果、コルトレーン自身がほとんどの楽曲を作曲。また、ベースドラムマイルス・デイヴィス・バンドでの仲間、トロンボーンは旧知のカーティス・フラーといった具合に、サイドメンの人選もコルトレーン主導であった。

「モーメンツ・ノーティス」は、後にマイク・スターンが度々カバーした。また歌手ハリー・コニック.Jrがソロ・ピアノでこの曲をカバーしたこともある。

なお、コルトレーンは、本作以前にもポール・チェンバースのサイドマンとしてブルーノートでレコーディングを行っている[1]

収録曲

  1. ブルー・トレイン - Blue Train(John Coltrane)
  2. モーメンツ・ノーティス - Moment's Notice(Coltrane)
  3. ロコモーション - Locomotion(Coltrane)
  4. アイム・オールド・ファッションド - I'm Old Fashioned(Kern, Mercer)
  5. レイジー・バード - Lazy Bird(Coltrane)

演奏メンバー

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ ウィムス・オブ・チェンバース英語版(1957年1月)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブルー・トレイン_(ジョン・コルトレーンのアルバム)」の関連用語

ブルー・トレイン_(ジョン・コルトレーンのアルバム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブルー・トレイン_(ジョン・コルトレーンのアルバム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブルー・トレイン (ジョン・コルトレーンのアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS