フーカー潜水の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:37 UTC 版)
水上からホースで送られた空気は、安全のための逆止弁を経由してマスク内に連続的に供給される。ダイバーの呼気および余剰に供給された空気は、マスクに取り付けられた排気弁から水中に放出される。水上の空気供給装置の能力は一般に非常に限られており、潜水可能な深度は水深10m前後が普通である。ヘルメット潜水と比べ装備が簡便で軽量なため、かつては浅い場所での簡単な水中作業などで多用されていたが、その後のスクーバの普及により活躍の場は大きく狭まった。しかし、水上から空気を供給するため潜水時間に制限がないことと、構成が単純でメンテナンスも容易であることから、現在でも、一部地域の潜水漁師などによって少数ながらも使用されている。
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