フラグレジスタ
フラグレジスタとは、CPUの演算状態を示す値であるステータスレジスタの一種で、特に16ビット単位で扱われるステータスレジスタのことである。
フラグレジスタは、CPUが特定の命令を実行した後に自動的に付与される。主なフラグレジスタの値としては、桁あふれの発生に対して付けられる「OF」(オーバーフロー)や、演算結果がゼロになった場合に付けられる「ZF」(ゼロ)、同じく演算結果が負の値になった場合に付けられる「SF」(サイン)などがある。
フラグレジスタは16ビット単位のIntel 8086系のCPUで主に採用されている呼称であり、Pentiumなどで扱われる32ビット単位のステータスレジスタは特にEFLAGSレジスタと呼ばれ、64ビット単位のステータスレジスタはRFLAGSレジスタなどと呼ばれている。
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