フッ化イリジウム(VI)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/30 03:05 UTC 版)
フッ化イリジウム(VI) | |
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iridium(VI) fluoride |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 7783-75-7 |
特性 | |
化学式 | IrF6 |
モル質量 | 306.2 |
外観 | 黄色固体 |
密度 | 5.11 g cm−1 (−140 °C) |
融点 | 44 °C |
沸点 | 53 °C |
溶解度 | HFに可溶 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フッ化イリジウム(VI)(フッかイリジウム ろく、英: iridium(VI) fluoride)は、化学式が IrF6 と表されるイリジウムの六フッ化物である。六フッ化イリジウムとも呼ばれる。
解説
揮発性の非常に不安定な黄色固体で、分子構造は八面体形である(Ir-F 結合長は 183.3 pm)。イリジウムの酸化数が最高値の+6である数少ない化合物のうちの1つで、イリジウムとフッ素を直接反応させることによって得られるが、熱的に非常に不安定で、分解を避けるために反応混合物を冷却しながら反応させなければならない。
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