フッ化イットリウム(III)とは? わかりやすく解説

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フッ化イットリウム(III)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/31 02:29 UTC 版)

フッ化イットリウム(III)
識別情報
CAS登録番号 13709-49-4 
PubChem 83679
ChemSpider 75502 
特性
化学式 YF3
モル質量 145.9 g/mol
外観 白色粉末
密度 4.01 g/cm3
融点

1660 K

沸点

2503 K

への溶解度 不要
への溶解度 可溶
屈折率 (nD) 1.51 (500 nm)
構造
結晶構造 斜方晶, oP16, SpaceGroup = Pnma, No. 62
危険性
EU Index Not listed
引火点 不燃性
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フッ化イットリウム(III)(フッかイットリウム さん、: yttrium(III) fluoride)は YF3組成式を持つ無機化合物である。天然には純粋な形では存在しない。イットリウムを含むフッ化物の鉱物として、トヴェイト石-(Y) (Y,Na)6Ca6Ca6F42ガドリナイト-(Y) NaCaY(F,Cl)6 が挙げられる。蛍石からイットリウムの混合物が見つかることがある。

合成

YF3酸化イットリウム(III)(イットリア)か水酸化イットリウム(III)をフッ化水素と反応させることにより得られる。

用途

フッ化イットリウム(III)は金属イットリウム、薄膜、ガラス、セラミックスの製造に使われる。




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