フェルッチョマッツォーリとは? わかりやすく解説

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フェルッチョ・マッツォーリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/09 01:55 UTC 版)

フェッルッチョ・マッツォーリ: Ferruccio Mazzoli, 1931年4月30日生まれ)はイタリアバス歌手。エミリア=ロマーニャ州ブドリオ出身。

経歴

ボローニャ音楽院でアントニオ・メランドゥリ、更にヴェローナでリーナ・マラトゥラシに師事した。1954年ボローニャ市立歌劇場マスネの「タイース」のパレモン役でデビュー。1956年12月にはミラノスカラ座ヘンデルの「エジプトのジュリアス・シーザー」のニレーノ役でデビューするなど、イタリアの主要劇場で活躍する。1960年にはヴァチカンでのコンサートで教皇ヨハネ23世の御前でも歌っている。

イタリア国外では、ウィーン国立歌劇場ベルリン・ドイツ・オペラチューリッヒ歌劇場などの欧州の主要歌劇場の他、コロン劇場シカゴ・リリック・オペラサンフランシスコ・オペラ等にも出演した。

録音は、EMIシッパーズ指揮の「ラ・ボエーム」のコッリーネと「イル・トロヴァトーレ」のフェランド、メータ指揮の「アイーダ」のエジプト王役で参加している。他、フィリップスセラフィン指揮の「トスカ」のアンジェロッティ役、デッカの「ウィリアム・テル」にジェスレル役、RCAラインスドルフ指揮の「仮面舞踏会」トム役、ペルレア指揮の「ルクレツィア・ボルジア」にアスカーニオ役で参加している。

ライヴ録音では、1961年パレルモでのセラフィン指揮の「清教徒」が、ジョーン・サザーランドジャンニ・ライモンディマリオ・ザナージと歴代最高レベルの "Puritani Quartet” として記憶されるべき歌唱である。

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