フィオ・アムニ・サマチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:18 UTC 版)
15-16歳。ツアロの村長の娘。色白で利発そうな切れ長の目に胸にかかる黒髪の美少女である。村長の意思でスークに抱かれるよう命じられていたが本人も了承していた。スークもそれを快諾し婚姻する。一途で明るくおしとやかであるが、幼少期はきかん坊と言われており姉を喧嘩で泣かしたこともある。スークのことは初めて見た時から気に入っており、峠の向こうに行くと言ってもついていきたいと言う程。スークが村を去った後ガンポ曰くラムナガルに酌婦に出されたと噂が流れていたが、汚い場末の店で辛い目にあっていたところ器量が良いと客に見込まれ、商人相手の料理屋の酌婦をしていた。ベーメに見染められて身受けされ側付きになる。ベーメから婚姻の申し出を受けたが立ち会わされたスークと再会し、熱を出して寝込んでしまった。その後スークの胸の中で泣き「あなたがどんな間違いをしていたって…」と想い続けていた胸の内を明かし和解する。スークと共にツアロで暮らした。
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