ファーガソンの論考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 02:11 UTC 版)
「ピアノソナタ第8番 (シューベルト)」の記事における「ファーガソンの論考」の解説
ハワード・ファーガソンは「楽想のスケッチが多い作曲者であり、4楽章ソナタとしての補充は十分可能」としている。ここではファーガソンの補筆に沿って第2楽章以下とされる楽想をとりあげる。 第2楽章 アンダンテ(D 604)イ長調、8分の6拍子、ソナタ形式。 平行調の嬰ヘ短調で開始し、原調との間で移ろう。 第3楽章 スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ - トリオ(D 570-1)ニ長調、4分の3拍子。 「華やかに」と指定されているが、和声は叙情的で美しい。中間部は変ロ長調。 第4楽章 アレグロ(D 570-2)嬰ヘ短調、4分の2拍子。 両手の分散和音が主題。しかし未完成で展開部の途中までで終わっている。
※この「ファーガソンの論考」の解説は、「ピアノソナタ第8番 (シューベルト)」の解説の一部です。
「ファーガソンの論考」を含む「ピアノソナタ第8番 (シューベルト)」の記事については、「ピアノソナタ第8番 (シューベルト)」の概要を参照ください。
- ファーガソンの論考のページへのリンク